式の内容的には、一般的な物でしたが、今回は初めて「親族」の席での参加でした。
実際は殆どカメラを振り回していたので「式を楽しむ」より「撮影を楽しむ」と言ったニュアンスでしたが。
私が一眼レフに手を出したことをきっかけに、父も一眼に手を出し、この度の式にも、父もカメラを振り回す予定でした…
が、流石に新郎の父という立場上、各テーブルへの挨拶や、式の終わりのスピーチ等、親が式をそっちのけでカメラを振り回す訳にもいかず、結果、父のカメラも私が預かりまして、2台体制での素人撮影を行いました。
私カメラ:Pentax K-S1
レンズ:Tamron AF 17-50mm F2.8
父カメラ:Nikon D3300
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 ED
引きの写真はK-S1、寄りの写真はD3300で、という使い分けを考慮してのレンズチョイスをしました。
仕上がりを考えれば、K-S1の方には50mm F1.8を装着…も考えたのですが、じっくりと構図を考える時間も無いでしょうし、換算70mm固定だと集合写真(弟に「各テーブル毎の写真を撮ってほしい」と依頼されていた)には不向きだと考え、利便性も考慮し、一番使い慣れているタムロンレンズを選択しました。
さて、実際の撮影ですが。
式場の照明は基本的に暗い!!
というのが感想です。
特にチャペルでの撮影はかなり苦戦しました。
ISO感度のマニュアル設定なんてしている暇など無く、AUTO設定でも目一杯感度が上がっていました。
Pentax K-S1 Tamron 17-50mm F2.8 17mm F2.8 SS 1/40 ISO 2500 |
一眼撮影の楽しみの一つとして、撮影後の「現像」がありますが、現像の段階で
「あーノイズ凄いなぁー」
と感じました。
が、実際見る人(弟や親族)は、スマホの画面や、大きくてもPCのモニタ程度ですし、その画面でも恐らくドットバイドット(100%)表示で見ないのでしょうから、あまり気にしなくても良いのかもしれませんね。
この辺は、撮影している人間のエゴ的な所もあると思います。
Pentax K-S1 Tamron 17-50mm F2.8 ISO100 38.1mm F4.5 SS1/400 撮って出し |
Pentax K-S1 Tamron 17-50mm F2.8 ISO100 25.6mm F4.5 SS1/1000 撮って出し |
(ニコンの作例を載せたかったのですが、人物ばかりだったので…編集して顔が分からないように出来れば後日掲載したいと思います)
暗所での質感はニコンが好みでした。
明るい所での色味等はペンタが好きでした。
何よりK-S1はAFポイントが9点しか無く、被写体にピントを合わせると言うより、AFポイントに被写体を合わせる撮り方になってしまいました。
これが良いか悪いかは分かりませんが、AFポイントが少ないとザックリとした狙いしか出来なく、これは上位機種や他メーカーのカメラに比べても非常に劣る点だと思いました。
Pentaxは今年はAPSの新機種を出さず、2020年の早いうちに投入するとの噂があるようですので、今年はKPに手を出すのは我慢して、来年の新機種に期待をしておこうと思います。
(100周年の今年に間に合わなかったって事なのでしょうが…)
ちなみに、式場内にはプロのカメラマンもいまして、少々お話を聞くことが出来ました。
使用していたカメラは
SONY α7R3 (レンズ不明、標準ズームっぽかったです)
PNETAX K-1 (FA77mm F1.8 リミテッド)
でした。
ペンタキシアンの私ですが、カメラマンさんに
「仕事でペンタックスなんて使い物になるんですね!!」
と言ってしまいました(笑)
まだプロの方の作品を見ていないので何とも言えませんが、後で弟に見せてもらおうと思います。
そんな訳で一日で1365枚撮影しました。
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」なので基本的に連射マンです。
実際に現像の際に選別したら150枚程度でしたので、合格できるのは10%程度という感触でした。
なかなか、結婚式というシチュエーションで写真を撮る機会はありませんが、面白い経験になりました。
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