嗚呼、無法地帯Playストア

別に個人的には余りそうは思わないんですけどね。

数日前、某N●Kのニュースでも取り上げられていたようですが、Playストアに怪しいアプリが出回っていた事が発覚したようで。

詳しくはコチラ辺りで。

当該アプリは既にストア上からは消えているようですが、記事によれば相当数の個人情報が漏れた恐れがあるらしいです。
その数300万件とも、1000万件越え、とも。

今回の件でいくつか思う所がありますが、その一つ
「いくら自分で気をつけて、対策をしていても、知人の端末まではフォローしきれない。例えば、知人が怪しいアプリを使用して、情報を漏洩させてしまった場合、結果、知人から自分の情報を抜かれてしまう可能性があるよね。」
なぁんて若干僻み気味な感想を持ってみたり見なかったり。
でもそれが事実なような気がします。

国内ではここ１～２年で急速にシェアを伸ばしてきているAndroid端末。
背景には、各キャリアの戦術的な所もありますが、オープンなプラットフォームや、アプリ製作の敷居の低さ（私はアプリ製作とかやったことが無いので比較のしようがありませんが）等々のおかげがあるようです。
Apple社のAppStoreは、聞くところに寄るとアプリを製作してストアに登録するのにも審査がガッチリとあるようで。それに比べるとGoogleはぶっちゃけザルと言われてもしょうがない現状のようです。

さて、このAndroidの（良くも悪くも）緩さを、一体どれ程のユーザーが理解して使用しているのでしょう。
通称ガジェヲタさん等と呼ばれている方々は、その辺の知識もある程度持ち合わせているでしょうし、情報の収集もある程度おこなっていると思いますし、自主的な自衛作を何かしら取っているとは思いますが。
そんなガジェヲタさんの割合は、きっと全体の数パーセントしかいないでしょう。

じゃぁ残りの大多数は？

きっと「そんなこと知らなかった」と言われる方が多いでしょう。
「携帯変えた時に店員にそんな事言われなかった。」と仰る方もいるでしょうね。
はたしてこんな状況、良いのでしょうかね？

さて、この諸悪の根源、一体何処にあるんでしょうか。
Google?　端末メーカー？　携帯キャリア？　使用ユーザー？　怪しいアプリを作ったディベロッパー？

私には分かりません（ぉぃ

無法地帯状態を作ったGoogleが悪いと言えばそう思えますし、無法地帯状態のプラットフォームを使用した端末を供給するキャリアが悪いと言えば、それもまたそう思えますし。
まぁ罪の擦り付け合いは結局何も生まないと思うので、連携して何か打開策を講じてくれるのを期待していますけど。


内容がゴチャゴチャになってしまいましたが、結局１ユーザーとして出来る事と言うのは「自衛」くらいしか無いと思います。
その為にも、使用している方には最低限の情報は知っていて欲しいと思います。
（その「最低限の情報」が一体何なのか、もまた疑問符が浮かんでくる所ではありますが。）

ま、多少バッテリーの持ちは悪くなるかもしれませんが、セキュリティ対策ソフトの一本位入れておいてもバチは当たりませんし、アプリをインストールする時に権限の確認なんかも1分もあれば読み終わると思いますし、ざっと眺める程度の習慣を付けておいても悪く無いと思います。
（「権限なんてワカンネーヨ」と言う方は、その手に持っている高性能なスマートフォンで調べてみてください。情報は沢山出てくると思います）

最後に、

タダより高い物は無い。タダなら裏があると思え

と思っておいていいんじゃないかと


（今回の記事、Androidに否定的に聞こえる部分が多々あるかと思いますが、私自身はAndroidダイスキーですので（笑））